非加熱宝石への誇り
こんにちは!非加熱・未処理宝石専門店
King of Srilankaのeriです
最近では日本でも非加熱宝石への関心が高まっているので
今回は非加熱宝石にまつわるお話をしていきたいと思います
大手の宝石販売会社はWEBサイトやカタログでも
非加熱の表記をするところも出てきました
それほど注目度が高くなっているのですね
昨今のパワーストーンブームにより
宝石やその他の石たちは
装飾品という目的よりも
石に備わったパワーの恩恵を受けたいという
目的で持つことが重視されつつあります
装飾品として持つには
人工処理をした石でもかまいませんが
パワーストーンとしての目的で
数億年かけて培った宇宙や地球のパワーを
享受するには
何も加工していない石がいちばん良いのです
私を含め スリランカの鉱山オーナーや
私達に関わる全ての人は
何も加工していない石のみ扱うことを
誇りに思い このお仕事に携わっています
結晶そのものが美しい宝石は非常に少なく
市場の3%となります
その他の97%の石は
加熱などの人工処理を行っています
加熱処理とは
1000度以上の熱で何時間も加熱することです
宝石も生きておりますので
そのような熱で焼かれてはたまりません
パワーもなくなり死んでしまいます
それで色が変わらないときは
さらに何日もかけて加熱するのです
宝石がかわいそうですよね
人工処理は焼くだけではなく
放射線をあてて内包物を除去したり
オイルを浸透させて石の傷などを見えなくします
美しいカラーダイヤモンドのほとんどは
あまり綺麗でない安価なダイヤモンドを照射処理し
美しく作りあげられているものが多いのです
一般にジュエリーを購入されるお客様は
これらの人工処理加工はほとんど知られておりません
ほとんどの石に人工処理をしているということは
いかに鉱山から掘られた石のままで
美しい石が少ないかということを物語っています
ですから色の調整や傷や内包物を隠していない
非加熱・未処理の宝石は希少価値が高いのです
近年では 加工処理の技術も進化していて
非加熱宝石を見分けることが難しくなっています加熱高炉
加熱によって溶けた穴の痕跡が表面に見られたり
熱で変質した小さな結晶などあれば
それが加熱処理の証拠ですが
それらの痕跡をうまく消す技術も進化しています
それがないと加熱処理が施されたどうかは
簡単には見極められません
非加熱宝石として販売されている宝石は
あくまでも第三者である
宝石鑑別機関による分析結果報告です
【加熱された痕跡が認められない】だけで
加熱処理されていないことを保証したり
証明しているわけではありません
近年 地球の温暖化により
宝石の採掘量は激減していますから
これ以上温暖化が進むと
何も加工していないピュアな宝石は
さらに希少価値が高まるでしょう
ここでちょっと余談を
もしジュエリーを買いに行くことがあれば
店員さんに ”この石の産地はどこですか”
”この石は非加熱ですか”
と聞いてみてください
ほとんどの店員さんは知らないと思うので
宝石に詳しい人だと思われます
奥から責任者の方が出てきて詳しく説明してくれたり
値段をふっかけられることはなくなるでしょう
私の扱う宝石は
産地もわかり 全く人工処理をしていない
鉱山からとれたピュアなものだけ 扱っています
傷だらけで色が薄い宝石を加工して高く売れば
多額の利益が舞い込むでしょう
そのようなビジネスは決して長続き
しないと確信しています
関わった方すべてが
幸せになる宝石のみ扱いたいという
信念に基づき、お仕事させて頂いております
宝石鉱山オーナーは3代目になりますが
今まで一度もクレームがきたことはありません
そのような方々とお仕事ができて私は幸せです
スリランカの鉱山オーナーと鉱夫さんたちは
宝石を傷つけないよう、昔ながらの手で採掘しています
資産として、お守りやパワー享受のための
宝石は非加熱宝石を選ぶことをおすすめします
特に、あなたを一生守ってくれるお守りジュエリーや
結婚指輪にはピュアな宝石がいいですね
今日もお読み頂き有難うございました
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